令和6年12月(リアル)定例会

(一人目)
 自分の持病ともいえるうつ病が寛解し、それに関連した希死念慮が、ほぼ消滅したことを報告したい。
 我々は、二次障害の一つとして、うつ病があり場合が多く、これに悩ませられる人が多々おります。
 その人は、どのようにしたかをまとめると
1(自分に悪影響を及ぼす)人間を絶つ
2 仕事は最小限にする。
3 ネット(IT)もデトックスする
4 家族(この方はご主人)とポジティブな内容を話すことを習慣化す
5 運動(ウオーキングやランニング等)を実施する
6 瞑想を実施する
7 (毒)親と和解した
1~3までは、今の言葉で言う「断捨離」でしょうか。心や頭にも無駄なものやことをため込まないことでしょう
4 は、ポジティブなことを考える癖をつけることが重要で、逆にネガティブなことを考えてしまうことを「負の自動思考」と言って、特にうつ状態のときにはあることです。
5、6は、自分の身体を整えるため実施するのが推奨されています。瞑想などは、我々(ADHD)はじっとしているのが本来苦手なゆえ、なかなか継続できません
 その方は、Netflixの「Head space」というプログラムを実施したとのこと。ゆるキャラが話かけるアニメーションですが、これだと続けていけそうです
7 毒親(アダルトチルドレン、インナーチャイルド)は、自責の念を植え付けられ、それが、自己肯定感を失い、または、そこから他人を責めることまでするようになる。(自己防衛のあまり、やられる前にやってしまえのような考え)
 生まれてから最初の他人である親に、否定され続けた結果と考えます。親を許すことにより、自分も許せるようになるとのことですが、実際にはなかなかできないことを達成したのは賞賛するべきでしょう
 この方は、「希死念慮=死にたい」から「どう生きるか」に考え方が変わったとのですが、それには1年近く歳月がかかったそうです。無理をしないで小さなステップを確実にこなすことが大切とのことです。
 本人にとってこの1年は、修行と悟りの年月だったのではないでしょうか
(二人目)
 同僚(この方の天敵とも言える、仮にSさんと呼びます)に言い寄られるときに、緊張して言いたいことが言えなくなってしまう。
 Sさんは、根掘り葉掘りプライベートを聞いてくることで、この方には苦手意識があるようです。
 とりあえず、苦手なのだから、
1 話はスルーする
2 惚ける。しらばっくれる
3 その場から、物理的に去る(逃げる)
 で一時しのぎをすることも先決でしょう。
 先ほどの「(悪影響を及ぼす)人間関係を絶つ」ことを考えると、このSさんとも人間関係を絶つことが最善でしょうが、職場の同僚であることから完全にはできないとのこと。
 Sさんを完全無視になるといじめになりますが、スルーや惚けたことを返答するまでならば、コミュニケーションのひとつと考えていいのではとも思います。
 また先ほどの例になりますが、人間関係を断捨離する。そのためには、勇気を持って捨てる、絶つ部分が必要なこともあるでしょう。
 断捨離もそうですが、もの以上に人間同士はしがらみがあり、それを絶つためにはどうすればいいか?これも修行のひとつではないでしょうか


 

 

令和6年9月定例会

 (一人目)

 会話などで、どこまで嘘をついていいか、隠し事をしていいかわからない

 一般人は、100%正しいことを言っているわけではないと思う。また、我々は、よく、思ったことを言ってしまってトラブルになるというが、我々発達障害者はどの程度嘘や隠し事をしているのだろう。とのこと。

  まず、定型は言うべきか言わざるべきかをどのようにして判断しているのか?

 色々考えられますが

 ①そのことが正しいか、間違っているか

 ②そのことが自分にとって得か、損か

 ③周りに他の人間がいる場合、その場の雰囲気(いわゆる空気)

 ④①~③を総合的に判断する。

 我々のように思いついたことを、ずけずけ言うのは論外ですが、①と②の選択をどちらにするかは、人生論にも通じるから人それぞれでしょう。

 嘘や隠し事をすることのほうが、相手のためになるのなら、そちらを優先させるのもひとつの方法との意見もありました(医療行為の延命や告知のように)

 ただ、私の個人的な体験を言えば、②の損か得かで判断することが、精神的にも楽だと考えています。

 若い頃は、正誤で考えていましたが、他人と衝突することがしばしば。それを覚悟しても言っても、正義は時代により変わることもあり、自分が間違ったことを言っていたことにもなる。

 正義を貫いても誰も得をしない場合は、誰もが得することが正義ではないか。「最大多数が最大幸福」を選択するのもありと考えるようになりました。

 損得を測りに掛けるのは、割に明解になることが多いと思います。

 (二人目)

 元夫と息子(発達障害疾患持ち)がいるが、息子が、就職した後に仕事を辞めてから父親のところで引きこもった。現在息子と夫は同居しているが、それを自分のところに戻したい。

 手紙は何通か送ったが、返事はなし。もしかしたら、元夫が、手紙を息子に渡さずに破棄しているかもしれない。LINEは、ブロックされたとのこと。

 回答として親としての気持ちはわかるが、息子に拒否されているのではないかと考えています。

 引きこもりで自分で生活基盤を作ることができない以上、どちらかに居住を依存しなければならないのですが、それに父親を選んだのは理由があるからです。

 生活基盤を安定するためには、父親と母親、どちらがに依存しなければならない。(一定金額を稼ぐことができるのならば、一人所帯を選択するでしょう)

 その父親は、発達障害への理解が全くない(昭和気質であり、精神疾患に対し偏見がある)ので、それが不安だとのことですが、それでも、父親を選ぶのですから何か理由があると推測されます。

 自分のところに引き戻すにしても、息子を説得しなければならない。通信手段をブロックされている以上、何らかの繋がり(コミュニケーション手段)を持たなければならない。

 (一時期、テレビで放映された引きこもりの人間を無理矢理自室から引きずりおろして更生させる、「引き出し師」などの人間がいたのですが、本当でしょうか?本当ならばそのような人に依頼するのもありですが、やらせのように感じます)

 幸い、その元夫の近所に夫の姉が住んでいて、息子と接触できる可能性があるので、その姉に依頼することを提言しました。

 母親の今の気持ちを伝える。まず第一段階ではないかと思います。

 「メールアドレス」や「新LINE ID」など、何か息子とコミュニケーションをとれる手立てが必要かと。 

 家族問題は、根が深く、理屈や倫理、常識では考えられない、恨みや執念が渦巻いている世界かもしれません。

 息子は30代とのことだから、その問題が30年続いているとの判断ができ、30年の怨念が積み重なっているのかもしれません。

 私も毒親育ちですが、自分の親との関係を他の自助会で話したら「醜い」「そんなことは終わったことだ」と言われました。

 儒教的観念から言えば、その人たちからは私の気持ちなど信じられないのでしょう。

 ただ、私からさらに言わせてもらえば、存在する家庭の全てが「サザエさん」や「チビまる子ちゃん」のようなわけではない。何%かはわからないが、虐待や養育放棄と犯罪レベルは存在し、そこまでいかなくとも、親子兄弟が憎しみ合うのは、当然存在するだろうと。

 そのように言われたことを思い出した会でした。

 

 

令和6年8月(リアル)定例会

 (一人目)

 「強引に他人の領域(プライベート)に入ってくる人」をどうすればいいか。

 職場の同僚(年齢は年下だが、職歴としては先輩となる)が、職場で、借り物を強引にしようとしてくるとのこと。

 職場を見てみると、その人は、借り物をする人が特定しているそうです。つまり、相談者もそうですが

①言いやすい人

②気弱な人

をターゲットにするようです。やはり、集団には必ず一人はいると覚悟したほうがいいでしょう。

 そのような相手には毅然とした態度が必要ですが、どの程度の言葉のボリュームで、どんな言葉を選択すればいいのか、とても悩みます。

 そのような時に、ひとつの案として感情(言い方)と言葉(言語)を別にする

①声は低く、しゃべるスピードはゆっくり、言葉は丁寧に、しかし、明確な言葉を使う。

 この方の相手(仮にSさんとします)は、自分は手取足取りにされるのが当たり前、幼児的気質があるのか?と思われます。

 特に我々はそのような気質が多いと言われますが、そのような人間に曖昧な言葉は通じません。毅然として伝えることぎ必要です。

② ①が理想ですが、それがなかなかできない場合、即答は避ける。そのためには逃げることも必要。

 物理的に逃げる(その場を離れる)の他、「何か他に要望はありますか?」など一瞬の言葉で間をつくり、何か適切な言葉を考える。

③ 上司や同僚に相談する。

④ 環境を変える。この場合、配置転換や最終手段として転職も視野に入れる

 職場の王道ルールでしょう。

(二人目)

 今通院している主治医についてだが、病名を正確に教えてくれない。また、診療時間も短いと思う。他の参加者はどのような状況か知りたい、とのこと。

 まず、1回の診療時間はその人は、5分。他の参加者は10~15分。なかには、20分くらいの人もいました。

 病名については、他の参加者は教えてもらえているとのこと。

 なぜ、病名を教えてもらえないか理由が不明なので、そちらの理由から尋ねるのもいいかもしれません。

 ただ、医者の告知等は、患者に明確に言わないことが適正な(がん告知など)ことがありますので、これについては必ずしも医者が悪いわけではないことも考えられます。

 診療時間が5分は短いのではとの意見があったので、他の参加者の通院する病院を教えていただきました。

 発達障害界隈では有名な先生なので、初診まで数ヶ月経過してしまうことが予想されますが、転院するのも選択肢として考えるのも一つだと思います。

(三人目)

 今無職であり、求職中である。

 ①オープンかクローズ就労か、どちらがいいか

 ②会社に務めるか、自営業をするかどちらがいいか

 まずオープンかクロースかどちらがいいかは我々の永遠のテーマでしょう。

 ②の会社に勤めるか、自営業かどちらいいかにも関連してきます。

 この質問に対し、今リモートワークで働いている他の参加者は、職場内でのコミュニケーションが上手くいかなかった経験があるが、リモートワークは実質上一人職場なので、気が楽だとのこと。

 ただし、自営業は、経費と儲けが全て含めてのことなので、職種を選ぶときには気を付けた方がいい。

  この方は、「せどり」のことを言われましたが、せどり(=問屋と言ってもいいでしょう)は、あるものを先買いして後から売って設ける仕組み、これが世界規模で大きくすると先物取引になります。

 世の中の「需要」と「供給」を見極める能力があれば一攫千金もできます、が、それができないと、最低時給賃金以下、最悪原価割れそして破綻を起こす危険性があります。ネットで「月100万円の儲け!!」みたいなものは疑ってかかるべきでしょう。

 

 

 

令和6年6月(リアル)定例会

 

「恨みや執念をどうすれば良いか」

 定型の人はどうなのかわかりませんが、我々は、とかく恨みごとを引きずっているのではと思います。

 相手との対面での会話の後、その一言が引きづる状態、つまり 後悔から来る怒り、悲しみなどマイナス感情が数年も続くこともあります。

 自分の例を言えば、マイナス感情を相手に伝えなかったことが、悔やまれ何年も引きずることがあります。

 対処としては、やはり、言いたいことは言うことですが、我々にはそれが難しい。なぜかといえば

 ①反論となる内容、文章がそのときに思い浮かばない。

 ②後から対処すればいいと、先延ばししてしまう

 ③話が大きくなりトラブルになる可能性があるので避ける

①は、本当に難しい。自分が悩んでいます。頭の回転が遅い。言葉が出ないでその場は黙ってしまうから、相手は黙認したと判断する。その後、「ああ言えば良かった」と考えても、そのときに言い返してもまた、喧嘩をふっかけているだけです。

②は、「先のばし」の問題全般になるのでないでしょうか?先延ばしを解決する方法として、その場で行動(ここでは、反論すること)した方が、後々の労力は少なくなる。精神的にも楽になることが多い。と認識すれば、行動に取りかかるきっかけにもなるのではないでしょうか

③は、過去への考え方です。「Aの方法をすれば良かった」は、B・C・・・・の行動をした結果ですが、BやCの行動を取れば、本当に良かったのか?

 実際にAの行動をしたら、もっと悪い方向に行くかもしれない。どうすれば、最善だったかは神のみぞ知るものです。

 自分の行動に自信、信念を持つ。やらない後悔よりやった後悔をしたほうがいいと考える。

 世の成功者はみなこの考えを持っているのではと思います。

「我が人生に悔いは無し」と言えるようになりたいものです。

令和6年5月定例会

4月18日(日) 18時15分から

 (一人目)

 現在経理関係の仕事をしていたが、(事実上)解雇を言い渡された。今後転職活動をしていくつもりだが、オープンでいくのかクローズで行くのか迷っているのとこと。

 現在の仕事がなぜ解雇を言い渡れたその原因を考えてみると

1 データ打ち込みの仕事をしているが、細かなルールを何回も尋ねるのでいやな顔をされる

2 臨機応変の対応ができない

 この方は、経理関係の学校を卒業しているとのこと。基本となる法律は理解していると思われます。

 その会社のローカルルールがあり、それが理解できていないのでは?と考えられます。

 ローカルルールは、不文律なものが多くあり、空気なども多々あるので、職場の人間に聞くことでしょう。

 詳しく聞くと、先輩=上司となる人間は一人、その他の同僚になる人間はいないので、事実上その人間と二人きりのセクションになっていたとのこと

 その人は、上司にもモノを言える、「仕事ができる人」らしいので、その人=「職場の法・掟」になっているとのこと。

 今回の例に限って言えば、その人に好かれなかっただけかもしれません。

 あと、ハローワークでは、障がい者雇用枠が別にありますが、障がい者手帳(精神保健福祉手帳)の他に、医者からの「意見書」も必要とのこと。

 医者からの「意見書」は、ある意味「診断書」と同等の影響力があります。

 その「意見書」に、なるべく自分の取扱説明書を取り込むことが重要だと思われます。自分の取扱説明書を職場に提出するとは、よく言われますが、説明書を上司が読むかどうかは、職場によりかなり差があるのではと考えています。

 「意見書」は、医者が記載するものなので、ある程度は読むものと期待できるので、合理的配慮もある程度は改善するのではないでしょうか?地道なことを続けていくのが王道かと思われます。

 (二人目)

 同僚が自分のプライベートをしつこく聞いてくる。

 前回に引き続きですが、他人と自分との境界線がない。自分の知りたいことを全て聞いてくる。

 対処法としてですが、人間が窮地に陥ったときの行動に「3F」と言われる行動があります。

① Fight  戦う

②    Fly   逃げる

③    Freeze 固まる・じっとしている

 その人は、今③の状況です。じっと頭の上を過ごすのもありですが、それが上手くいかない場合は、どうするか?

 ①戦う②逃げるのは、職場内では最後の手段です。

 第④の方法 ごまかす、いなす等がコミュニケーションのテクニックです。

 我々は、人間関係のトラブルは、①Fight(正論を相手にぶつける)② Fly(退職する)ばかりなようです。

 この二つは、最後の手段であることを認識しておいた方が良いでしょう。

 ④の方法を地道に身につけていくことが、仕事のうえで最善とのことでしょう。

 

 

令和6年4月定例会

4月14日(日) 13時15分から

 

 

【一人目】

 同僚(仮にSさんとします)が、自分のことを根掘り葉掘り聞く。自分にもプライベートはあるのだから、それをずけずけ質問されるのも困る。

 このことに関しては、我々はよく加害者としてあげられれます。自分と他人との境界線がない。自分の知りたいことは何でも質問攻めにする。それでほとんど尋問状態にな

り、相手に煙たがれる。これが同じ同性だったらいいのですが、男性から女性への質問攻めともなれば今の時代、ストーカー予備軍にもなるでしょう。

 今回は被害者となったのでそれに対してどうすればいいか?

①毅然とした態度で断る

  これが一番てっとり早いのですが、同僚ともう一人との3人グループで仕事をしている状況なので、この後ギスギスするのもいやだ、とのこと。

② 相手からゆっくりと離れる(フェードアウト)する

  A 質問に対し、「覚えてません」「わかりません」との意味の返答をする

  B 質問返しをする。

 この同僚は、悪気がなく仲良くなりたいからしつこく質問攻めとなるのかな?とも考えられます

 それでも、断ることは大事ではあるが、断るということが難しい

 日本人は、この断るのが苦手といいます。

 意識としては、断ることは、相手を蔑むことではない。相手を尊敬しつつ自分を大事にする。という意識が必要でしょう。

 そのために、断り方をこのSさんをコミュニケーションの練習相手にするのもありかな?と考えました。

【二人目】

 今年の冬にうつ病になった。今は季節的に暖かくなってきたからか回復傾向になるが、また再発しないためにも何か手立てをしていきたい。

 うつ病は、発達障害の二次障害のひとつであり、実は私も罹患したことがあります。

 その方は、睡眠が時間こそ多く取っているが、何度も目が覚めてしまう。眠りが浅いのではと考えている。睡眠薬は処方されているが、ぐっすり眠った経験がないとのこと。

 自分の体験としては、「うつ病」は眠れない病気だと言えます。

 眠れるようにするには、投薬などの治療が最優先ですが、生活習慣を整えることも重要でしょう。例として

1 朝、日光を浴びる

2 食事をバランス良く食べる

3 適度な運動を心がける

など、ごく当たり前のことを実施していくことがいいかと思います。

 生活習慣にすると、うつ病になっても、そのまま継続できるので、重篤にならないで回復することもできます。

 やはり心身ともに健康であること。そのために当たり前のことを実施することでしょう。うつ病は「こころの風邪」とよく言われます。風邪を予防するのと同じく健康習慣をつけるということでしょう。